多くの違和感が残る本であった。本書が主題とする戦争と平和をどのように考えるのか、というテーマ自体が極めて大きい。しかし、それ以上に論じ方、論じられる内容に何とも言えないもどかしさと不満を覚えたからである。ともあれ、本書の議論を要約した上で…
はじめに 以前、毎日新聞日曜版で連載され、単行本化された興味深い日本政治ものの企画として『権力の館を歩く』がある。近代以降、特に戦後の日本の政治権力のありか…官庁、有力政治家の私邸、政党本部などを、現地取材と御厨貴先生の洒脱な文章でつづった…
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